2010-03-31

一本桜と集団桜

 もう桜が見頃になって一週間程過ぎました。車で走っていると、まとまって集団で咲いている桜と何もないところに、ただ一本がんばって咲き誇っている桜があるのに気づきます。集団で咲いている圧倒的な迫力の桜もいいですが、一匹ひつじの性格のせいでしょうか、一本静かに咲いている一本桜の方が好きです。

 車で街の中を走っていて、桜が咲いていると予想もしてないときに、一本桜が突然視界に入った来たときの、ハッとするどっきり感が大好きです。ひとりぼっちでもがんばって咲いているぞというしっかりとした自己主張を感じます。

 そんな桜をみていて、ふと思ったのですが、桜にも我々と同じように外向的な桜、内向的な桜というのがあるのでしょうか。桜も生きているものなので、みんなすべてが同じというわけではないとは思いますが、どうなんでしょうね。集団の桜をしばらくじっと見ていると、確かにあるような気がしてきました。多くの桜の中に何となく控えめに咲いている桜があるんです。

 さすがに桜は植物ですから、自由に自分の意志で動けるわけではないので、一本桜が集団が苦手な内向型で、集団で咲いている桜がつき合い上手の外向型というわけにはいきませんが、その姿は何かしらの運命みたいなものを感じます。

 内向的な性格、外向的な性格も同じように、ある意味自分で選んだわけではありません。また、自分で選べるわけでもありません。ですから、どちらがよいとか、どちらでなければならないということもあるはずがありません。桜の花がただ咲いているように、内向型人間も外向型人間も、自分自身の性格を受け入れて、ただ咲いていることも必要だと思います。

2010-03-26

内向型人間の花見の季節

今年もさくらの季節になりました。今年は少し早いようで、うちの家のまわりは満開です。来週、雨でも降れば終わりでしょうから、今日明日が桜の見頃でしょうか。ただここ数日はかなり冷え込んでいるので、花見は寒そうです。

外向型人間で、お酒が好きな方は、花見の計画で、うきうきそわそわで、仕事も手が着かないという状況かもしれません。ところが、花見、花見とまわりが浮かれるこの季節、内向型人間の一匹ひつじにとっては、いやな季節なんです。

お酒が必要でない体質だからでもあるんですが、外で酒を飲んでバカ騒ぎ、酔っぱらうこと自体大嫌いです。どう考えても、桜をみることなどどうでも良く、単に花見を理由に酒を飲むのが目的のように思えます。それが証拠に、花見でどんちゃん騒ぎの人たちに限って、昼間桜を見に行くかといえば、たぶんほとんどの人が行くことはないと思います。これだと、はかなく短い命で、しっかり咲いている桜の花に失礼ではないですか。

ということで、この季節、花見という酒の席の場にいかに出ないようにするか、頭を悩ませることになります。行きたくなければ行かない。とはっきり言えればよいのですが、組織にいると、そう簡単にいかないこともあり、仕方なく行かざるを得なくなったときは、そっと、いるかいないかわからないような空気の存在になっています。外向型人間にとっては全く理解でないことですが、内向型人間にはストレスがたまる季節なのです。

内向型の性格は悪いこと?

 現代のこの世に暮らしていると、内向的な性格のために不合理に思うことが、いろいろと出てきます。
なにせ、現代の日本は外向性人間中心、尊重の社会。何でも外向性が良しとされ、我々内向的な性格の人たちは、まるで人間ではないような目で見られ、「信じらんな~い。」と馬鹿にされるのが常です。まあ、現代だけでなく、また日本だけのことではなくずっと、昔、縄文時代の前からそうだったのかもしれません。世の中全てが外向性社会に感じられて仕方ありません。

 何かへの挑戦、社会の発展には、外向的な考え方が不可欠で、望ましいのかもしれません。
でも、それだからといって、内向的な考え方が全否定されるようなものではないと思います。
個々それぞれの特質、個性にすぎないと思います。

 内向的、外向的の違いは何でしょうか。私自身、哲学者でも、精神科の学者でもないので、何ともいえませんが、一つは考えが内に向かうか、外に向かうかだろうと思います。なんだただ、文字の通りだと怒られそうです。 言葉で言うと、難しいですが、行動パターンで考えるとわかりやすいかもしれません。

 休みの日は、家にいたいですか。それとも外に出かけたいと思いますか。

内向的な私なんかは、絶対、家にいたいです。内向的なあなたも間違いなくそうだろうと思います。人の中にいること自体、疲れてしまうので、1人でゆっくりしたいと考えます。でも、外向的な人って、1人でいることが耐えられなくて、出かけるみたいです。我々には考えられません。

そんな行動パターンで、決まるだけで、良い悪い、望ましい、望ましくないというようなものではないと思います。 外向的な性格の人、内向的な性格の人の比率はどれくらいかわかりませんが、内向的性格の人の存在意義を認めて欲しいと思います。

2010-03-24

内向型の性格は生まれつき

内向的、外向的に限らず、遺伝あるいは生まれつきというよりも、育つ家庭での生活環境、親の影響が大きいとよく言われますが、そういうものでしょうか。
血液型による性格の違いも、遺伝の要素より、生活環境の影響が大きいともいわれます。

内向的で、人間つきあいもうまくできない「一匹ひつじ」ですが、どういう訳か奇跡的に結婚できて、子供を2人授かりました。
2人とも立ち会い出産で、へその緒を切った経験があるのですが、この2人が性格が全く違っていて、これがおもしろいことに、おなかから出る瞬間から違ってましたし、産声にも性格が表れてました。

笑ってしまいます。というわけで、どう考えても性格の遺伝的要素は結構大きいと勝手に思っています。 でも、おなかの中で、10ヶ月育つので、やっぱり、生活環境かしら。お母さんは同じなので、おなかの中の生活環境は同じようなものなので、やっぱり、生まれつきなのでしょう。

家内に聞くと、おなかの中でのあばれ方も姉妹で全然違っていたということです。おもしろいですね。

2010-03-11

内向型人間のはじめて

 内向型人間は、たぶん何でもはじめてすることが苦手なんだと思います。人間誰でもはじめてすることには、期待感もあり、ちょっとしたドキドキ感もあり、非日常性も味わえて、楽しみだという人も多いのかもしれません。ところが、内向型人間にとっては、こういうのが苦手なんです。苦手というよりイヤなんです。

 何なんでしょうかねえ。始めていくお店、始めていくガソリンスタンド、始めていくレストラン、始めていく病院、始めてあう人、初めてする仕事・・・どうも落ち着かないんです。だから準備できることは、準備を怠りないわけです。人と一緒だとそうでもないんですが、1人だと全くできないんです。

 だからめんどくさくて、新しいことはしない、どこにも行きたくないとなってしまうんです。以前、小学校の時からずっといっていた理容店がありました。たまたま引っ越してきて、近くの夫婦2人でやっていた普通の床屋さんに行くことになりました。5~6年たって5kmぐらい離れたところに家を移ったのですが、初めてのところに行くのはどうも苦手で、わざわざそこの理容店にずっといっていました。

 そんなところまで行かなくても、近くに何軒ももっとかっこいい理容店があるんですよ。それでも、結局、40歳近くまで30年近く、その理容店に通いました。その間、結婚して、もっと遠くになったんですが、それでも、行き続けていました。きっと、死ぬまで行き続けるんだろうと思っていました。

 ところが、現実的にはそうはならないんです。理容店の奥さんが、病気でなくなり、ご主人はひとりでは仕事に手が着かず、理容店をやめてしまったのです。30年近くお付き合いがあった人たちと別れるのも寂しいですが、髪を切るのに困ってしまいました。どこに行って良いのかわからず、初めてのところになんていって、入っていくのかと悩んだあげく、家に一番近くのお店に行くことになりました。

 そして、同じようにもう10年以上同じように行き続けています。最初の1年間ぐらいはどうも落ち着かなかったのですが、もう他へはいけなくなっています。今、髪を切ってもらっている人は、私よりずっと若いので、ひょっとしたら、死ぬまで、違うところには行かなくて良いかなあと思っています。

 というように、内向型人間は付き合いにくいとは思いますが、お付き合いしていくと、ほどよい関係でずっとお付き合いができ、決して自分からは裏切らないだろうと思います。そして、裏切られるか、死別するかで、お付き合いが終わり、やるせない思いをするのは、いつも私たちなんです→→ FC2 Blog Ranking

2010-03-10

グッピーに子供が生まれました。

 先日もお話ししたようにうちには10数匹のグッピーがいます。内向型の性格のグッピーを見てください。一匹ひつじが飼いたくて飼っているグッピーではないのですが、誰も世話しようとしないので、毎日えさをあげています。

 えさをあげながら、じっくりと観察しながら、一匹、一匹に話しかけています。しばらく見ていると、小さな赤ちゃんグッピーが泳いでおりました。よ~く見ると、5~6 匹はいるみたいです。昨日までは目につきませんでしたので、まだ生まれたばかりと思われます。
 
 まだまだ、色、形ははっきりしませんので、どのオスの子どもかはわかりません。一匹ひつじが応援している内向型のグッピーの子どもであって欲しいですが、何ともわかりません。そう願いたいけど、あの性格ではメスにも振り向いてはもらえないように思います。かわいそうには思いますが、現実は厳しそうです。

 グッピーを飼い始めるまで、知らなかったのですが、グッピーって、卵ではなく、子ども(稚魚)で生むの知ってましたか。おなかの中で孵して、生むそうです。ですから、繁殖も素人でも簡単です。オスとメスを一緒に入れておくと、そのうち生まれてしまいます。非常にわかりやすいですね。

 飼いたくないといっているのですが、子供が生まれると、やっぱりかわいいですよ。グッピーでもこんなにかわいいんですから、自分の子どもだったら何ともいえません。内向型人間の男女の皆さん、そんなことを想像しながら、諦めないで、生きていってくださいね。あなたを待っている人は、きっといますから→→ FC2 Blog Ranking

2010-03-07

内向型人間、学校での得意な教科

 内向型人間全般でいえるかどうかわかりませんが、一匹ひつじの場合は、はっきり、ある傾向がありました。人前ですることがない、暗記の要素が少なく、人の感情、考えに影響されないようなものが好きでした。タイトルで「得意な教科」としていますが、成績がよいというのと得意、好きというのは、少し違った要素があり、注意が必要です。

 嫌いなのは、まず、人前で何かをする要素が多い体育、音楽があげられます。次に、結果、成果がわかる美術、技術・家庭もあまり好きではありませんでした。英語、国語は人とのコミュニケーションが必要になったりしますので、どうも好きにはなれません。社会は暗記の要素が大きく、いやでした。結局、取り組むのに違和感がなかったのが、数学、理科ということになるでしょうか。

 理科についても、生物、化学、地学等の分野は暗記の要素が多い部分もあり、どちらかというと、好きではありません。結局残ったのが、一般の人の多くが苦手と言われることの多い数学、物理ということになります。一般の多くの人が苦手というのは、少しは一般というのが外向型人間社会となっている影響があるかもしれません。 

 なぜ、数学、物理かといえば、内向型人間は身体を動かしたり、何かを主張したりするよりも自分で考えることが好きであり、何も抵抗がありません。数学、物理は覚えなければならない部分のあるのですが、感情を入れず、考えることで、答えを導き出せるので、内向型人間にとっては、最も向いているように思います。

 ですから、これらの分野の研究者なんかは、内向型人間が多いのかもしれません。あまり、ぐじぐじ自分のことばかり考えないで、できること好きなことに思いっきり、取り組んで、得意の思考能力を発揮すれば、並の人には到底到達できないようなすばらしい結果が、あとからやってくるように思います。内向型人間には、そんな大きな可能性が秘められているということを、誇りに思っても良いのではと思います。
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関連記事小学校の時の苦手な教科

2010-03-03

内向型人間とカラオケ

 内向型人間の苦手なこと、タバコ、お酒とくれば、次はカラオケでしょう。
われわれ内向型人間にとっては、なんでわざわざ人前(それも時には知らない人も含まれます)で、カラオケ(機械)に合わせて歌を歌って、なんで、気持ちがよいのか全く理解できません。みんなで歌ってストレス発散っていいますが、それは外向型人間の場合で、内向型人間にとっては、全く逆でその場にいるだけで、ストレスがいっぱいで、歌えと強制されようものなら、その場から逃げていきたい衝動に駆られます。

 内向型人間が自主的にカラオケ目的で行くことはまず考えられませんが、飲み会のあと2次会で良く行かざるを得ない状況になります。もともとカラオケなんて、行きたくもないので、そんな雰囲気になると「カラオケ好きではないし、最近の歌なんて、ぜんぜん知らないし、雰囲気こわすから遠慮したい」というのですが、外向型人間にそんな気持ちがわかるわけもなく、強制的に連れて行かれることになります。カラオケに行くこと自体、ものすごいストレスと闘って参加するわけで、その努力はわかって欲しいといつも思います。

 薄暗い狭い部屋で、うるさい?ところにいるのも苦痛です。歌うとなると、何を歌うかで悩みますし、なぜその歌を歌うのかの理由付けも必要になってくるし、点数をつけて優劣をつけるとか、もってのほかです。点数が悪いとやはり気分悪いし、点数が良くても他の点数が悪い人に対して、悪いなあという気持ちになってしまいます。

 また、自分が歌ってしまうと、外向型人間の歌の催促の風向きが同じように歌いたくない人に対して、向けられることになり、その人に対して、悪い気がしてしまいます。どうせ白い目で見られるなら、1人よりも2人でお付き合いして、頑なに歌わないとおこうという気持ちになってしまいます。

 こんな話をすると、「カラオケ歌うのに何難しいこと言ってんだ、さっと歌えばいいんだ。」と言われますが、内向型人間にとってはそんな簡単なものではないんです。そういうことなので、読んでおられないと思いますが、外向型人間の皆さん、もう少し、内向型人間の気持ちを理解して欲しいと思います。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-03-01

内向型人間の飲み会

 内向型人間がタバコを吸わない人が多いかもしれないという話は内向型人間とタバコで以前しました。次はお酒の番です。一匹ひつじ も 例に漏れずアルコールは苦手です。苦手というか、アルコールは必要ありません。何という、時代の最先端を行く、省エネ、エコ仕様でしょうか。

 もともと、体質というか、アルコール分解酵素がないのか、血液中のアルコールが分解しないようです。ビールにしてもコップ1杯が適量で、それでも、顔は真っ赤になり、鼓動は大きく早くなり、鼻は詰まり、のどが渇いて、酔っても気持ちなんか良くはなりません。

 おまけにこの限度を超えると、朝まで、眠れなくなっていまい、二日酔いならぬ睡眠不足になって、次の日はボーッとすることになってしまいます。 新入社員のころは、そんなもの訓練が足りない、とよく言われましたが、そんな簡単なものではありません。

 まあ、これは内向的人間の特質というのではないですが、一般的にもお酒が苦手な人が多いように思います。お酒が苦手と言うよりも、飲み会が苦手というのかもしれません。もともと人との関係も気を遣いますし、世間話が苦手で大勢の中では孤立し、浮いてしまう傾向があり、そんなことになることもわかっています。こんな様子を想像してください。自分もこの場にいること自体気分が悪いですし、一緒に飲んでいる外向型人間にしても、盛り上がらず、飲んだ気がしない。ということになってしまいます。

 内向型人間は自分自身を、表現する、気持ちを表に出すことを非常に嫌いますので、ある意味人の気持ちが出る飲み会は耐えられないのです。飲めない酒を無理矢理すすめられようものなら、逃げて帰りたくなります。そして、この飲み会というのが、長いんです。夕方から始まって、次の日になることも珍しくありません。仕方なくつきあっている内向型人間から見ればどう考えても時間の無駄だと思うんですが・・・

 外向型人間は酒を飲んで、何でもかんでも外に発散させて、良い気持ちでしょうが、内向型人間はいろいろ考えることで、ストレスを発散するので、長時間酒を飲んで、どんちゃん騒ぎというのは、反対にたいへんなストレスとなってしまいます。

 内向型人間は酒の席はたいへんなストレスの中でお付き合いしているのですから、少しは内向型人間の気持ちも察していただいて、できるだけ早く開放してあげてください。それがどちらのためにも良いと思うんですが、なかなかそういうことにはなりません。

2010-02-27

内向型人間とタバコ

 内向型人間の苦手なもの?に「タバコ」があるようです。「タバコ」が得意、苦手という言い方になるかどうかは疑問が残るところですが・・・。
一匹ひつじ にはちょっと信じられない思いがあるのですが、内向型人間はタバコを吸わない率が高いみたいな記事をインターネットで見かけました。

 内向型人間、あるいは他の人がどうなのかわかりませんが、一匹ひつじ も例によってか、偶々か「タバコ」はすいません。健康のためとか、お金がもったいないとか、税金が高くなったからなんて、消極的な考え方でなく、「自分には合わない、吸いたくない」というある意味、積極的な理由からなんです。

 実は小学校の時、好奇心旺盛で、親が吸っていたのを見て、真似して吸ってみたことがあります。(ごめんなさい。もう時効ですよね。)その結果どうなったでしょう。大人ってこんなものよく吸うね。自分にはあわない。というか必要ないと思い、それ以降、タバコを吸ってる数少ない付き合いがある人が横にいても、「タバコ」は吸いたいとも思いませんでした。

 中学生、高校生の頃、良く友達がタバコ吸ってるから、吸い始めたという話は良く聞くんですが、友達が吸わなかったから、吸わなかった、吸うのをやめた、という話は聞いたことがありません。なぜなんでしょうか。やはり、人間は、悪→善 苦→楽 上→下 に流れやすいと言うことでしょうか。そうでもないように思うんですが・・・

 内向型人間の特質に、人からの影響を受けにくく、自分の考えを、しっかり持っていても、他人に押しつけることがない。というのがあると言えるかもしれません。人付き合いが少ないためだという声が聞こえてきそうですが、とりあえず、一匹ひつじは「タバコ」を吸わずにすんだというのは、内向型人間で良かったなと思っています。

 これは自己中というんでしょうか、ただ、こんな考え方でもそれを他人に押しつける気はさらさらないので、そうは思っていませんが、外向的人間から見ると、自己中ということになってしまうんでしょうね。
難しい問題です。  →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-25

内向型人間はマイナス思考?

昨日の記事、内向性 外向性 性格を決めるのは脳の構造で、性格を決めているのは脳が活発に働く部分の違いによるもので、個人個人の特質であり、どちらが良い悪いの問題でないことがわかりました。

多くの人に聞くと、「そんなことはわかっている。」という答えが返ってくると思います。ところが外向性至上主義の世界では、「内向型人間=マイナス思考=悪」という構図ができあがっていて、外向型人間の思想で、語られることが多く、「言ってることはわかるけど、それでは成長がない、生きていけない、人間付き合いができない。」とわけのわからない話になってしまいます。

内向型人間と、外向型人間では、成長の考え方も、生きていく考え方も、人間つきあいの仕方も考え方が全く違うので、話がかみ合うはずがありません。

中学1年の数学で「負の数」という単元があります。マイナスでも前にマイナスがつくと、-(- )=+ プラスになるんですよ。要するに内向性、外向性、はどっちに向かっているかの違いで、プラス思考、マイナス思考とは向かう方向が同じ方向か逆方向かを言っており、異なるものだと思います。

内向型人間は、考えること、思考することに刺激を受け、外向型人間は行動することに刺激を受け、それぞれを行うことに、何のストレスも感じない。逆にストレスの発散になるのではないでしょうか。
このストレスを感じない行動をドンドンやっていくことが、プラス思考、それをやらないあるいは逆のことをやるのがマイナス思考といえないでしょうか。

内向型人間が、外向型人間のまねをすることこそが「マイナス思考」と考えられないでしょうか。
得意である考えること、を推し進めていくことにより、人を感動させる音楽ができたり、ハッとするような絵画ができたり、人生の指針となるような小説が書けたり、ノーベル賞に繋がるすばらしい研究の成果があるんだろうと思います。このようなとこはどうも、外向型人間では難しいことのような思われてなりません。
このことは、内向型人間のプラス思考の結果だと思っています。

私は中学校の卒業式の後、担任だったI先生が言ってくれた言葉を今も忘れません。
「知恵が出る者知恵を出せ、汗が出る者汗を出せ、何も出ない者はさっさと去れ!」 →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-24

内向性 外向性 性格を決めるのは脳の構造

内向性、あるいは外向性といわれる性格の違いは、何によると思いますか。一般的には育った生活環境による影響が大きいと言われます。一匹ひつじは以前記事に書きましたが、生まれつきのような気がしていました。2人の娘は生まれた瞬間から何となく性格が、違っているように感じていました。

"内向型の性格は生まれつき"


インターネットで調べていると、「アイオア大学の研究によると内向性の人と外向性の人の脳は働く部位に違いがある。」という記事が目にとまりました。
驚くべきことに「人の外向あるいは内向の性格を決めるのは、その人の経験によるもので無く脳の構造による」のだそうです。

「内向性の人では前頭葉と視床前部が活発な活動をし、外向的な人は帯状回の前部、側頭葉、視床の後部が活発に働く」のだそうです。

つまり、内向的な人は、内部思考をする時即ち記憶を思い出そうとする時や問題解決、計画を練るときに活発になる部分が活発に働き、外向的な人は感覚を処理する分野と考えられている聞いたり見たり運転をしたりする時に活動する部分が活発に働くということです。

内向性の人は自分の内部に刺激を求めるのに対して外向的な人は外からそれを求めようとするそうで、つまり、個人の性向である内向性、外向性の問題は善悪ではなく、個人の性格の違いは脳の生物学的違いによる。ということのようです。
(American Journal of Psychiatryの2月号による)

全文はこちら  "内向性と外向性の脳の働きの違い"

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2010-02-23

内向的人間 の カーリング 的考え方

バンクーバー オリンピック、連日テレビ、ニュースで大盛況ですが、そろそろ残り少なくなってきました。
内向的人間 一匹ひつじ は、テレビ見るより何かを考えていた方が好きなので、テレビはほとんど見ないんですが、これだけワーワー言ってると、どうしても目に入ってきてしまいます。

スピード感と、ひやひや、どきどき大迫力の滑降、大回転、スケルトン、スケートと鍛えられた運動能力、精神力は、人前で何かをすることにとても抵抗のある内向型人間の私たちにとっては、どう転んでも、真似はできないし異次元のことのように思えてきます。まあ、内向型人間に限らず、普通の人は同じような気持ちでしょうが・・・

ところが、内向的人間 一匹ひつじ は カーリング を見てとってもおもしろく感じ、夢中になってしまいました。他の競技みたいに派手な動きはないですが、運動能力、精神力に加えて、作戦戦略が非常に重要で、見ていても、いろいろ考えられて、集中してしまいます。

描いている戦略が、一投でガラリと変わってしまう醍醐味は、囲碁や、オセロとも通ずるところがありますが、考えだけでなく、ストーンを正確に投げ、道筋をコントロールする実行性が伴わなければならないところに、何ともいえないおもしろさを感じます。

そして、いろいろ考えて、行動を起こすのですが、思い通りに行かないこともあるし、たった一つの行動が思い描いた通りになり、大きく状況を変えることも可能です。また、思った通りにならなかったけど、逆にものすごく良い結果になったり、まるで、内向的人間 一匹ひつじ の人生のようで、思わず笑ってしまいます。

バンクーバーでは残念ながら、スイス戦で敗れていまい、自力1次突破はなくなりましたが、まだまだ、一投でころりと状況が変わるカーリングです。最後まで、あきらめないで、がんばって欲しいと思います。
内向的人間の皆さん、あまりいろいろ考えすぎないで、行動してみると、思わぬ良い結果になるかもしれませんよ。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-22

内向型人間は雑談がにがて

内向性の性格の「一匹ひつじは」雑談がとっても苦手なんです。特に同世代で人数が多くなると、誰に向かって、何を話したら良いのかわからなくなってしまいます。相手が2人までだったら何とかなるところまで、慣れたんですが、大勢の中だと、どうしても存在が浮いてしまうんです。

 仕事の話、決まった相手との話であれば、何とかなるんですが、世間話はどうにもなりません。
ですから、何かの集まりがあるときは、前もって経験上、いくつか決まった話を準備して、臨むんですが、その話ができるのは半分くらいの確率です。なかなか、うまくいきません。次回にでも回しましょう。

 それでも、就職したころよりは進歩していると思います。内向型人間にとって、外向型人間社会で生きていくには、結構きついものがあります。特に若い頃はできるだけまわりに合わせよう、外向的な性格になろうと焦ったりして、辛い思いをすることが多いと思いますが、安心して下さい。そのままでも充分生きていけます。

 内向型人間を無理に変えることは、ないと思います。それは個性なので、それを変えるというのは自己否定に繋がり、生きていく希望がなくなります。そのうち、ありのままの自分を受け入れることができるようになります。そして、多少は経験で、すこしだけうまく対応できるようになります。
大成功しなくても、内向型人間はそれくらいのことで、生きていける強さももっていますので、安心して下さい。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-21

内向的性格の仕事の適性

 「一匹ひつじ」もそうですが、内向的性格の人が、外向的社会で生きていく上では、はっきり言って厳しいです。性格なんてすぐには変えられないので、内向的な性格を受け入れて、生きていこうと、腹をくくって、挑戦するのですが、まわりが外向的人間の社会では、そんな考え方も理解してもらえません。

 会社勤めも、アルバイトも内向性の人は求められません。要するに外向的人間を相手にする仕事なので内向的な人間は、存在自体が浮いてしまいます。そうなると、無理に外向的人間のふりをして、明るく振る舞っても、うまい関係ができるわけもなく、ストレスのため、いろいろな精神症になってしまうこともあるみたいです。

 内向的人間が内向的人間の社会の中で暮らしていければ、争いごとは起きないし、性格的なストレスを押しつけられることもなく、ささやかに生きていけるような気がします。

 ところが考えてみればわかるんですが、内向的人間の社会で生きていくなんて、不可能ですよね。
「一匹ひつじ」もこんな社会で50年以上暮らしてきて、疲れてしまいました。老後?もどうなるか、心配です。

 そこで考えたのが、内向性人間の社会で暮らすのが無理なら、自分のまわりに内向的人間だけ集まればお互い楽な気持ちで生きていけるのかもしれません。そこで、このブログでは、思ってること、感じていることを、外向的人間になんといわれようとも、素直に表現していこうと思い、始めたわけです。「正直に生きる」これが一番楽な(楽しい)生き方です。

 前段が長くなりましたが、こうした性格の人が得意な特質を生かすことの一つとして、考えたのが、インターネットを利用した収入の道を得ることです。
 そう簡単ではないことはわかっているのですが、内向的性格の「一匹ひつじ」には世間一般でいわれる仕事をやっていくことの方が困難のようなに思えるのです。

 人の前で何かやるのではなく、目立たなく、ひとりででき、頭で考えることの得意な内向型人間には、ある意味、適しているように思います。

 これを読んでいる内向型人間の皆さんには、すでにこのようなことで、生計を立てていらっしゃる方もおられるかもしれません。全くやったことがない「一匹ひつじ」にできるかどうか、わかりませんが、皆さんと挑戦して、やり方がわかれば、皆さん内向型人間の人たちと分かち合い、ささやかに生きていきたいと思っています。

 先日、メールマガジンが来てました、ブログ1つで月に50万アクセスあるんだって、ほんとでしょうか。怪しいものだと思いますが、ちょっと気になります。

「時遊zine」というブログを運営している「山田あきこ」さんの紹介です。
http://123direct.info/tracking/af/49349/hKRxi7nb/
すみません、別ページを開いてリンクさせる方法がわからないので、ここにもどってこれません。

時遊zine webサイト http://jiyuzine.grandfun.biz/

確かにこんなブログができれば、食べていけるのかもしれませんが、これにしても、どうも外向的人間の雰囲気を感じます。自信がなくなりそうですが、何でも始めることです。先は長いです。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-20

小学校の時、時間内にできなかったこと

さてさて、前回の続きです。 小学校の頃苦手というか、学校の授業時間中にできなかったことが2つほどありました。
まず、国語の作文、自分の思っていること、感じていることをできるだけ、表したくない書きたくないという思いからか、何を書いていいかわからなくなってしまうんです。

特に書いているところを見られているわけではないのですが、教室ではどうも鉛筆がすすまなくて、授業時間中には完成できずに、家に持ち帰って、書いてきていました。

また、図画工作の絵を描くことも同様で、写生とか、スケッチなどはそうでもないですが、感想画とか、何かのデザインなど、自分の主観は含まれるものはどうして良いかわからなくなって、時間切れでした。

今でこそ、こんなことをブログに表現していますが、当時の「一匹ひつじ」では考えられません。
これはある意味、慣れの世界なのか、開き直ったせいなのか、よくわかりませんが・・・

私自身、根本的な性格は一生、変わらない、変えられないと信じている「一匹ひつじ」にとっては、矛盾した考え方かもしれませんが、繰り返していると、慣れてできるようになるというのは、性格とか関係なく、あるように思います。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-02-19

小学校の時の苦手な教科

 内向的な性格の人には、たぶん共通していると思いますが、苦手なのはやはり、体育と音楽ではないでしょうか。苦手というか、人前で何かをすることがイヤなので、嫌いなんです。
決して、やってできないとは思いませんが、やっぱりとってもイヤでした。

 特に体育の鉄棒、跳び箱、音楽の1人で歌を歌うこと、楽器を演奏すること、大嫌いで、体育、音楽がある日は朝から憂鬱でした。人前でものびのびと体育ができる子がとってもうらやましかったです。

 鉄棒で逆上がりがどうしてもできなかったことがあります。どうしてもできないというか、体育の時間中や休み時間中にも人の目が気になって、やってみることもできないので、やったことがなかったというのが正確な言い方かもしれません。

 そして、いよいよ逆上がりのテストがある前の日曜日に、父に学校についてきてもらって、練習しに行ったことがあります。そして誰もいない学校の鉄棒でやってみると、1回でできてしまいました。で、何回か練習すると、すっかりマスターしてしまったのです。

 それでこれ以降人の目が気にならなくなって、何でもできるようなりました。とはならず、ずっと、人前で何をすることもイヤなのは変わっておりません。

何で人に見られるのがイヤなのかわかりませんが、人の目を気にせずにやってみると、できることって結構多いのかもしれません。できてもできなくても「とにかくやってみる。」大切なことですが・・・

2010-02-18

ファーストフード店での内向型人間

内向型人間はファーストフード店が大の苦手です。
マクドナルド、ミスタードーナツ、スターバックスでも1人では絶対行きません。いや、いけません。
店の人は、若い女の子が多い上に、最近の妙な日本語、注文を聞かれても、意味不明、何を注文して良いかわかりません。

マクドナルドはハンバーガー屋、ミスタードーナツはドーナツ屋。
スターバックスってコーヒー屋でしょ、注文はコーヒーに決まってるでしょ。
でも、メニューにコーヒー、アイスコーヒーってないんです。びっくりです。
ここは日本なんだから、日本語で書いてもらわないと、内向型性格の「一匹ひつじ」にはどんなものかさっぱりわかりません。

職場で、「スタバ行くけど、何がいい~」って話になるけど、みんなよく知ってので感心するけど、さっぱりわからないので、冷たいの。それと同じ。何でもいい。としかいいようがありません。まあ、別に、もともと食べ物、飲み物に特別な執着はないので、早い話、何でもいいし、別に飲まなければ、飲まなくても全然大丈夫なんです。

特に飲みたいと思わないから、行かない、行かないからわからない。わからないから行かない、という悪循環?に陥っているのでしょう。でも、自分だけなら、スタバに行きたいと思わないので、知らなくてもぜ~んぜん困らないんです。内向型人間の国ではファーストフード店はやっていけないかもしれませんね。だれもそんな商売を考えつかないかもしれません。

2010-02-17

このままでは将来、認知症になるしかない

この前テレビを見ていると、認知症にならない方法を特集でやってました。
これらをすると高い確率で、認知症にはならないということです。

見ていて、ドキッとしました。内向的な性格の人にとっては辛いことばかりです。

   1.歩く。
   2.新聞を声を出して読む。
   3.自分で料理を作る。
   4.近隣、社会と交わる。
   5.電車、バスで出かける。
   6.日記をつける。
   7.恋をする。

1.歩く。歩かないことはないけど、ウォーキングなんかしたくない。
  疲れるし、ウォーキングしている姿を近所の人に見られたくない。
2.声を出すなんて、恥ずかしい。何で、声なんか出すの。
3.めんどくさい。作って食べるくらいなら、食べなくてもよい。
4.近所つきあいなんかとうていできない。
5.人の多いところにいるだけで疲れる。
6.ブログやり始めたけど、いつまで続くか。
7.恋をするより、ひとりがよい。

こんな調子なので、将来は間違いなく認知症決定!

2010-02-16

銀メダル、銅メダル、おめでとう!

バンクーバーオリンピック、スピードスケート500m、銀メダル、銅メダルおめとうございます。
前大会の雪辱に、長年努力でき、成果を収められたことに対して、敬意を表します。

こんな先が見えない日本丸にとっても、明るいニュースになりました。
これはこれで素晴らしいことだと思います。

こんなことは内向的な性格の私たちにとっては、まず考えられないようなことです。
まずもって、人の前で何かをやること自体、すすんではやりたくないし、やったとしても、とうてい実力を出せそうにありません。国を代表して、なんて考えると、とてもじゃないけど、実力があったとしても、出場できそうにありません。

また、自分が負けると、気分悪いし、自分が勝っても、相手が悔しい思いをするなら、それも心の重しになります。

それはさておき、今日のところは、今回初メダル、素直に喜びたいと思います。おめでとうございます。

2010-02-15

同世代の人との会話が苦手

これは内向的な性格というよりも、兄弟がいない、ひとりっ子の環境の影響が大きいと思います。
もちろんひとりっ子でも全く逆の性格の人もいます。私が内向的な性格で、ひとりっ子の生活環境なので、よりこんな傾向が強くなったのでしょう。

それはそうでしょう、兄弟がいないということは、家で、子供社会が存在しないんです。一番長く育つ環境で、子供社会で、人間関係の訓練ができないで、親との関係が中心で、育っていきます。すると、相手が大人なので、大人との対応はある程度訓練できていますが、同世代との人間関係の調整がうまくいかなくなってしまうこともあるんです。

2010-02-14

内向型で、電話ができない。

今の人で、友達や知り合い、あるいは仕事で電話をすることに抵抗のある人は少ないかもしれません。ところが、内向的な「一匹ひつじ」は電話をかけるのに、ものすごいパワーが必要なんです。

今は携帯電話が主流なので、そうでもないですが、電話したとき誰が出るかわからないため、緊張するわけです。留守だとわかったら、喜んで、切ったりするわけです。用事があって電話してるのに、留守でホッとするなんて、変ですよね。でも、誰に電話するときも同じような気持ちになってしまうんです。

電話かけるのが嫌いなのは、相手の時間を自分の都合でつぶしてしまって悪いという思いがいつもあるんです。最近はメールがありますので、相手の都合で見てくれるので、電話よりはずいぶん気楽になりました。

それから、留守番電話に録音ができないんです。機械にむかって話すのもなんか抵抗がありますし、突然留守番電話にメッセージを入れろといわれても、何を話して良いかわからなくなってしまうんです。

まあ、携帯だったら、メッセージ入れなくても、誰からかかってきたかわかるので、いいかって思ったりします。でも、相手に電話をかけさせる結果になりますので、相手に悪いという気持ちと矛盾しますね。

2010-02-13

友達の家に遊びに行けない

外向的な性格の人には、信じられないことでしょうが、友達のうちに遊びに行くのに、とっても抵抗があるんです。相手の家族や、兄弟と会うのがいやだというのもありますが、友達でも自分の部屋にあがって欲しくないので、友達も私が自分の部屋にあがって欲しくないだろうからやめとこう、と思うんだろうと思います。

良く友達のうちに泊まったという話があるんですが、それこそ信じられないことです。

小学校の頃、夏休みとか、親に家ばかりいないで、友達のところに遊びに行ってきなさい。と怒られると、友達の家に行けなくて、ひとりで自転車に乗って回ったり、河原で暇つぶしをして帰ったものです。

なんでなんでしょうね。自分でバリヤを張るんでしょうね。今の時代、バリヤフリーが必要です。

2010-02-12

芸術家、作家、科学者は内向的な性格

内向的な性格は、協調性がなく、自己中心的で、何を考えているかわからないとよく言われます。なにか、これを見るととんでもない、どうしようもない人間に見えますが、決してそんなんじゃないと思います。多少、そんなところは見られますが、外向的な性格の人のように、これらを他人に強要は決してしません。イヤですよね。他人から押しつけられるの。

そして、優れた特質が、思考がうちにうちに集中していくので、考える力というのが自然に身についていると思います。ですから、頭で考えて、形にしていくことが必要な、芸術家、作家、科学者、作曲家などは、内向的な性格のことが多いのかもしれません。

ゴッホ、宮沢賢治、アインシュタイン、などはたぶん内向的な性格だろうと想像できます。
そんな分野では、なくてはならない存在になるのではないかと思います。

2010-02-10

内向的で積極性が足りません

小さい頃から、外で遊んだりすることが好きでなかったし、家には兄弟いないし、ひとりですることといったら、考えること。これって、お金かからないし、身体もそんなに疲れないし、いつでもできる。

考えることは好きなので、学校の成績は、常にトップクラス、特に数学なんて、最も性格的に適してるのではないでしょうか。ところが、親が先生からいつも言われるのが、勉強は良くできるが、積極性が足りない、すすんで発表するところが見られません。

ずっと同じでした。何で、積極性、積極性といわれるのかわかりませんでした。別に学習内容わかっているんだから、積極的でなくってもいいじゃ~ん。と思ってました。

そんなにでしゃばって、威張るような行為はいやだし、だって、勉強わからない子だっているんですよ。
だれだれくんは何でもできる。なんていわれたくもありません。まあそんな性格なので、決して得することはないと思いますが、私が外向的な性格だったら、同様に勉強ができたかどうか疑問です。

性格がなおせるならそれはそれで良いことかもしれませんが、無理して虚勢するものではない気がします。。

2010-02-09

内向的な性格は調整上手

内向的な性格の「一匹ひつじ」は、人と群れることが大の苦手です。派閥を作る、何かの団体に所属するとかは考えられません。外向的な人のような自己主張もできません。話もうまくありません。

ただ、あまりでしゃばらず、うまく聞く耳を持っていて、常に水平思考、永世中立、えこひいき嫌いですので、うまく作用すると、とってもうまい調整役となれる素質があると思います。

自分の主張より、聞き上手、お客さんの気持ちがわかり、車の販売日本一のセールスマンになる人もいます。それぞれの特質を生かせば、良いのだと思います。

2010-02-08

内向的性格の指導者による世界平和

内向的な性格の人って、みんながみんなかどうかわかりませんが、争いごとは大嫌いです。自己主張もできないんですが、反面相手に対して、何かを強要することも好きではありません。競争心がないというのではなく、優劣の評価がついてしまうということが耐えられない気持ちになってしまうのです。

自分が勝てば、相手に対して、なにか悪い気がするし、自分が負ければ、やっぱり悔しい思いはするのですが、相手がいやな思いをするよりも、喜んでもらった方が自分自身が心地よく感じます。

程度の差こそあれ、内向的な性格の人は同じような考え方をするのではないでしょうか。
自分がされていやなことは、人にしない。自分がして欲しいことを他人にしてあげる。
そんな考え方ができるのが、内向的な性格の人たちだと思います。

世界中の元首、指導者がみんな内向的な性格なら、戦争やもめごとのない世界平和が実現できるのではないでしょうか。

自国がされていやなことは他国にしない。自国がして欲しいことを他国にしてあげる。
こんな簡単なことがなぜできないんでしょうか。不思議です。

2010-02-07

日曜日は家でリフレッシュ!

内向的な性格の人にしか理解できないと思いますが、内向的な性格の人には休みの日は家にいることが、一番良いリフレッシュの方法なのです。

平日は仕事で、あるいは人の中にいるだけで、疲れてしまう「一匹ひつじ」ですので、家でゆっくり、ひとりで、好きなことをする。生きていて良かった。と思えるひとときです。

ところが、幸か不幸か、外向的な性格の奥さんをもらったばかりに、そんなささやかな生き甲斐も思うようになりません。

今日はたまたま、家族3人外出で、久しぶりに家の中は「一匹ひつじ」ひとりだけ。短い時間ですが、思う存分1人の時間を楽しみ、満足できる1日でした。

また明日から、ささやかにがんばろう!

2010-02-06

内向的、外向的性格の同居家族

うちは夫婦と娘2人の4人家族。性格はうまい具合に2分する。
「一匹ひつじ」の私と、長女が内向的で、家内と次女が外向的。
家族4人でいるときは、家の中が結構、うるさい、やかましい。

外向的な2人が声は大きいし、けんかはするし、
家の中をかき回しているという感じ。

外向的な2人が買い物に出かけていくと、「急に静かになったね。」と
上の娘と顔を向き合う上の娘と「一匹ひつじ」です。

家に帰ったときぐらい、ゆっくり、静かにしていたいけど、
そんなことは望むべきもあらず。

ひとりの時間で、イヤされる「一匹ひつじ」にとっては
毎日、みんなが寝静まったひとときが欠かせない。

2010-02-05

内向的性格のグッピー

うちには、どういう訳か、いつごろからか小さな水槽に熱帯魚のグッピーが10匹ほどいます。
もともと自分の世話もめんどくさくて、いやなので、ペットを飼うなんて、もってのほか、自分から飼いたいとは思わないのですが、たしか、おばあちゃんが買ってきたように思います。

犬を飼いたいという上の娘に、「どうせ面倒見なくなるんだから、やめときなさい。」といった記憶があります。 それを見て、孫がかわいそうにと思ったのか、熱帯魚なら、大して手間がかからないからいいだろうと、買ってきたように思います。

そして、案の定、姉妹2人で2日ぐらいはえさをやってましたが、3日も続きませんでした。それからずっと、えさ、水替え、そうじ、みんな「一匹ひつじ」のわたしの日課になりました。
毎日えさをあげて、しばらく、水槽を眺めていると、何となく性格がいろいろあるように思えてきました。

全体が黄色で、尾びれに黒い斑点がある小さめオスがいるんですが、これがどうも内向的な性格なんです。しっぽが赤い少し大柄なメスにちょっかいかけるんですが、すぐあきらめちゃうんです。
なんだか、自分を見ているようで、思わず、応援したくなってしまいます。
グッピーに子どもが生まれました。

ルンバでルンバルンバ

2010-02-02

それでも「一匹ひつじ」は生きていく

生まれてからずーと、ひとりっ子で育ち、内向的性格で友達もいないけど、いいじゃないか。それでも命があれば生きていける。

派閥なんて、大嫌い。○○族なんて気持ち悪い。
自分のことは自分でやる。人がやらなくても1人でやる。
ひたすら我が道を行く、一匹狼。かっこいい。

いやいや、そんなかっこいいものでもないし、そんなに強くもないので、
せいぜいおとなしい、「一匹ひつじ」としておこう。

目立つことはどうでもいい、認めてもらえなくても関係ない。
成功なんて、くそくらえ。死ぬまで生きる。それが唯一の成功。

2010-02-01

はじめまして

外向的な社会で生きて行くには、内向的な性格の私たちにとっては、とても辛いことが多いんです。
本当にわかってくれる友達もいないし、勇気を出して数少ないまわりの人に話をしても、相手が外向的な性格では、よけい落ち込んでしまうというのが普通です。

内向的人間には内向的人間にしかわからない悩みや、考え方があります。
私も外向的社会でずいぶん悩んだこともありました。
まわりに共感してもらえる内向的な性格の人が見つからないのです。

同じ考え方の人に話を聞いてもらえるだけで、救われることが多いんです。
こんな社会で生きていくのは、なかなかたいへんですが、
内向的性格で悩んでいる人の何かの助けになればと思い、書いていこうと思います。

同じようなことを感じている人間がいると思うだけでも意味があるように思います。
何か共感していただける内向的な人の反応があれば、私の助けのもなります。

せっかく、この世に生を受けたのですから、下手な生き方でも
精一杯生きていこうと思います。 よろしくお願いいたします。