2010-03-26

内向型人間の花見の季節

今年もさくらの季節になりました。今年は少し早いようで、うちの家のまわりは満開です。来週、雨でも降れば終わりでしょうから、今日明日が桜の見頃でしょうか。ただここ数日はかなり冷え込んでいるので、花見は寒そうです。

外向型人間で、お酒が好きな方は、花見の計画で、うきうきそわそわで、仕事も手が着かないという状況かもしれません。ところが、花見、花見とまわりが浮かれるこの季節、内向型人間の一匹ひつじにとっては、いやな季節なんです。

お酒が必要でない体質だからでもあるんですが、外で酒を飲んでバカ騒ぎ、酔っぱらうこと自体大嫌いです。どう考えても、桜をみることなどどうでも良く、単に花見を理由に酒を飲むのが目的のように思えます。それが証拠に、花見でどんちゃん騒ぎの人たちに限って、昼間桜を見に行くかといえば、たぶんほとんどの人が行くことはないと思います。これだと、はかなく短い命で、しっかり咲いている桜の花に失礼ではないですか。

ということで、この季節、花見という酒の席の場にいかに出ないようにするか、頭を悩ませることになります。行きたくなければ行かない。とはっきり言えればよいのですが、組織にいると、そう簡単にいかないこともあり、仕方なく行かざるを得なくなったときは、そっと、いるかいないかわからないような空気の存在になっています。外向型人間にとっては全く理解でないことですが、内向型人間にはストレスがたまる季節なのです。

内向型の性格は悪いこと?

 現代のこの世に暮らしていると、内向的な性格のために不合理に思うことが、いろいろと出てきます。
なにせ、現代の日本は外向性人間中心、尊重の社会。何でも外向性が良しとされ、我々内向的な性格の人たちは、まるで人間ではないような目で見られ、「信じらんな~い。」と馬鹿にされるのが常です。まあ、現代だけでなく、また日本だけのことではなくずっと、昔、縄文時代の前からそうだったのかもしれません。世の中全てが外向性社会に感じられて仕方ありません。

 何かへの挑戦、社会の発展には、外向的な考え方が不可欠で、望ましいのかもしれません。
でも、それだからといって、内向的な考え方が全否定されるようなものではないと思います。
個々それぞれの特質、個性にすぎないと思います。

 内向的、外向的の違いは何でしょうか。私自身、哲学者でも、精神科の学者でもないので、何ともいえませんが、一つは考えが内に向かうか、外に向かうかだろうと思います。なんだただ、文字の通りだと怒られそうです。 言葉で言うと、難しいですが、行動パターンで考えるとわかりやすいかもしれません。

 休みの日は、家にいたいですか。それとも外に出かけたいと思いますか。

内向的な私なんかは、絶対、家にいたいです。内向的なあなたも間違いなくそうだろうと思います。人の中にいること自体、疲れてしまうので、1人でゆっくりしたいと考えます。でも、外向的な人って、1人でいることが耐えられなくて、出かけるみたいです。我々には考えられません。

そんな行動パターンで、決まるだけで、良い悪い、望ましい、望ましくないというようなものではないと思います。 外向的な性格の人、内向的な性格の人の比率はどれくらいかわかりませんが、内向的性格の人の存在意義を認めて欲しいと思います。

2010-03-24

内向型の性格は生まれつき

内向的、外向的に限らず、遺伝あるいは生まれつきというよりも、育つ家庭での生活環境、親の影響が大きいとよく言われますが、そういうものでしょうか。
血液型による性格の違いも、遺伝の要素より、生活環境の影響が大きいともいわれます。

内向的で、人間つきあいもうまくできない「一匹ひつじ」ですが、どういう訳か奇跡的に結婚できて、子供を2人授かりました。
2人とも立ち会い出産で、へその緒を切った経験があるのですが、この2人が性格が全く違っていて、これがおもしろいことに、おなかから出る瞬間から違ってましたし、産声にも性格が表れてました。

笑ってしまいます。というわけで、どう考えても性格の遺伝的要素は結構大きいと勝手に思っています。 でも、おなかの中で、10ヶ月育つので、やっぱり、生活環境かしら。お母さんは同じなので、おなかの中の生活環境は同じようなものなので、やっぱり、生まれつきなのでしょう。

家内に聞くと、おなかの中でのあばれ方も姉妹で全然違っていたということです。おもしろいですね。