2010-03-05

内向型人間はどうなんだろう?

2010-03-03

内向型人間とカラオケ

 内向型人間の苦手なこと、タバコ、お酒とくれば、次はカラオケでしょう。
われわれ内向型人間にとっては、なんでわざわざ人前(それも時には知らない人も含まれます)で、カラオケ(機械)に合わせて歌を歌って、なんで、気持ちがよいのか全く理解できません。みんなで歌ってストレス発散っていいますが、それは外向型人間の場合で、内向型人間にとっては、全く逆でその場にいるだけで、ストレスがいっぱいで、歌えと強制されようものなら、その場から逃げていきたい衝動に駆られます。

 内向型人間が自主的にカラオケ目的で行くことはまず考えられませんが、飲み会のあと2次会で良く行かざるを得ない状況になります。もともとカラオケなんて、行きたくもないので、そんな雰囲気になると「カラオケ好きではないし、最近の歌なんて、ぜんぜん知らないし、雰囲気こわすから遠慮したい」というのですが、外向型人間にそんな気持ちがわかるわけもなく、強制的に連れて行かれることになります。カラオケに行くこと自体、ものすごいストレスと闘って参加するわけで、その努力はわかって欲しいといつも思います。

 薄暗い狭い部屋で、うるさい?ところにいるのも苦痛です。歌うとなると、何を歌うかで悩みますし、なぜその歌を歌うのかの理由付けも必要になってくるし、点数をつけて優劣をつけるとか、もってのほかです。点数が悪いとやはり気分悪いし、点数が良くても他の点数が悪い人に対して、悪いなあという気持ちになってしまいます。

 また、自分が歌ってしまうと、外向型人間の歌の催促の風向きが同じように歌いたくない人に対して、向けられることになり、その人に対して、悪い気がしてしまいます。どうせ白い目で見られるなら、1人よりも2人でお付き合いして、頑なに歌わないとおこうという気持ちになってしまいます。

 こんな話をすると、「カラオケ歌うのに何難しいこと言ってんだ、さっと歌えばいいんだ。」と言われますが、内向型人間にとってはそんな簡単なものではないんです。そういうことなので、読んでおられないと思いますが、外向型人間の皆さん、もう少し、内向型人間の気持ちを理解して欲しいと思います。 →→ FC2 Blog Ranking

2010-03-01

内向型人間の飲み会

 内向型人間がタバコを吸わない人が多いかもしれないという話は内向型人間とタバコで以前しました。次はお酒の番です。一匹ひつじ も 例に漏れずアルコールは苦手です。苦手というか、アルコールは必要ありません。何という、時代の最先端を行く、省エネ、エコ仕様でしょうか。

 もともと、体質というか、アルコール分解酵素がないのか、血液中のアルコールが分解しないようです。ビールにしてもコップ1杯が適量で、それでも、顔は真っ赤になり、鼓動は大きく早くなり、鼻は詰まり、のどが渇いて、酔っても気持ちなんか良くはなりません。

 おまけにこの限度を超えると、朝まで、眠れなくなっていまい、二日酔いならぬ睡眠不足になって、次の日はボーッとすることになってしまいます。 新入社員のころは、そんなもの訓練が足りない、とよく言われましたが、そんな簡単なものではありません。

 まあ、これは内向的人間の特質というのではないですが、一般的にもお酒が苦手な人が多いように思います。お酒が苦手と言うよりも、飲み会が苦手というのかもしれません。もともと人との関係も気を遣いますし、世間話が苦手で大勢の中では孤立し、浮いてしまう傾向があり、そんなことになることもわかっています。こんな様子を想像してください。自分もこの場にいること自体気分が悪いですし、一緒に飲んでいる外向型人間にしても、盛り上がらず、飲んだ気がしない。ということになってしまいます。

 内向型人間は自分自身を、表現する、気持ちを表に出すことを非常に嫌いますので、ある意味人の気持ちが出る飲み会は耐えられないのです。飲めない酒を無理矢理すすめられようものなら、逃げて帰りたくなります。そして、この飲み会というのが、長いんです。夕方から始まって、次の日になることも珍しくありません。仕方なくつきあっている内向型人間から見ればどう考えても時間の無駄だと思うんですが・・・

 外向型人間は酒を飲んで、何でもかんでも外に発散させて、良い気持ちでしょうが、内向型人間はいろいろ考えることで、ストレスを発散するので、長時間酒を飲んで、どんちゃん騒ぎというのは、反対にたいへんなストレスとなってしまいます。

 内向型人間は酒の席はたいへんなストレスの中でお付き合いしているのですから、少しは内向型人間の気持ちも察していただいて、できるだけ早く開放してあげてください。それがどちらのためにも良いと思うんですが、なかなかそういうことにはなりません。