2010-03-07

内向型人間、学校での得意な教科

 内向型人間全般でいえるかどうかわかりませんが、一匹ひつじの場合は、はっきり、ある傾向がありました。人前ですることがない、暗記の要素が少なく、人の感情、考えに影響されないようなものが好きでした。タイトルで「得意な教科」としていますが、成績がよいというのと得意、好きというのは、少し違った要素があり、注意が必要です。

 嫌いなのは、まず、人前で何かをする要素が多い体育、音楽があげられます。次に、結果、成果がわかる美術、技術・家庭もあまり好きではありませんでした。英語、国語は人とのコミュニケーションが必要になったりしますので、どうも好きにはなれません。社会は暗記の要素が大きく、いやでした。結局、取り組むのに違和感がなかったのが、数学、理科ということになるでしょうか。

 理科についても、生物、化学、地学等の分野は暗記の要素が多い部分もあり、どちらかというと、好きではありません。結局残ったのが、一般の人の多くが苦手と言われることの多い数学、物理ということになります。一般の多くの人が苦手というのは、少しは一般というのが外向型人間社会となっている影響があるかもしれません。 

 なぜ、数学、物理かといえば、内向型人間は身体を動かしたり、何かを主張したりするよりも自分で考えることが好きであり、何も抵抗がありません。数学、物理は覚えなければならない部分のあるのですが、感情を入れず、考えることで、答えを導き出せるので、内向型人間にとっては、最も向いているように思います。

 ですから、これらの分野の研究者なんかは、内向型人間が多いのかもしれません。あまり、ぐじぐじ自分のことばかり考えないで、できること好きなことに思いっきり、取り組んで、得意の思考能力を発揮すれば、並の人には到底到達できないようなすばらしい結果が、あとからやってくるように思います。内向型人間には、そんな大きな可能性が秘められているということを、誇りに思っても良いのではと思います。
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