2010-02-24

内向性 外向性 性格を決めるのは脳の構造

内向性、あるいは外向性といわれる性格の違いは、何によると思いますか。一般的には育った生活環境による影響が大きいと言われます。一匹ひつじは以前記事に書きましたが、生まれつきのような気がしていました。2人の娘は生まれた瞬間から何となく性格が、違っているように感じていました。

"内向型の性格は生まれつき"


インターネットで調べていると、「アイオア大学の研究によると内向性の人と外向性の人の脳は働く部位に違いがある。」という記事が目にとまりました。
驚くべきことに「人の外向あるいは内向の性格を決めるのは、その人の経験によるもので無く脳の構造による」のだそうです。

「内向性の人では前頭葉と視床前部が活発な活動をし、外向的な人は帯状回の前部、側頭葉、視床の後部が活発に働く」のだそうです。

つまり、内向的な人は、内部思考をする時即ち記憶を思い出そうとする時や問題解決、計画を練るときに活発になる部分が活発に働き、外向的な人は感覚を処理する分野と考えられている聞いたり見たり運転をしたりする時に活動する部分が活発に働くということです。

内向性の人は自分の内部に刺激を求めるのに対して外向的な人は外からそれを求めようとするそうで、つまり、個人の性向である内向性、外向性の問題は善悪ではなく、個人の性格の違いは脳の生物学的違いによる。ということのようです。
(American Journal of Psychiatryの2月号による)

全文はこちら  "内向性と外向性の脳の働きの違い"

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