2010-03-03

内向型人間とカラオケ

 内向型人間の苦手なこと、タバコ、お酒とくれば、次はカラオケでしょう。
われわれ内向型人間にとっては、なんでわざわざ人前(それも時には知らない人も含まれます)で、カラオケ(機械)に合わせて歌を歌って、なんで、気持ちがよいのか全く理解できません。みんなで歌ってストレス発散っていいますが、それは外向型人間の場合で、内向型人間にとっては、全く逆でその場にいるだけで、ストレスがいっぱいで、歌えと強制されようものなら、その場から逃げていきたい衝動に駆られます。

 内向型人間が自主的にカラオケ目的で行くことはまず考えられませんが、飲み会のあと2次会で良く行かざるを得ない状況になります。もともとカラオケなんて、行きたくもないので、そんな雰囲気になると「カラオケ好きではないし、最近の歌なんて、ぜんぜん知らないし、雰囲気こわすから遠慮したい」というのですが、外向型人間にそんな気持ちがわかるわけもなく、強制的に連れて行かれることになります。カラオケに行くこと自体、ものすごいストレスと闘って参加するわけで、その努力はわかって欲しいといつも思います。

 薄暗い狭い部屋で、うるさい?ところにいるのも苦痛です。歌うとなると、何を歌うかで悩みますし、なぜその歌を歌うのかの理由付けも必要になってくるし、点数をつけて優劣をつけるとか、もってのほかです。点数が悪いとやはり気分悪いし、点数が良くても他の点数が悪い人に対して、悪いなあという気持ちになってしまいます。

 また、自分が歌ってしまうと、外向型人間の歌の催促の風向きが同じように歌いたくない人に対して、向けられることになり、その人に対して、悪い気がしてしまいます。どうせ白い目で見られるなら、1人よりも2人でお付き合いして、頑なに歌わないとおこうという気持ちになってしまいます。

 こんな話をすると、「カラオケ歌うのに何難しいこと言ってんだ、さっと歌えばいいんだ。」と言われますが、内向型人間にとってはそんな簡単なものではないんです。そういうことなので、読んでおられないと思いますが、外向型人間の皆さん、もう少し、内向型人間の気持ちを理解して欲しいと思います。 →→ FC2 Blog Ranking

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